Always 6 Blackjack — ルール・ハウスエッジ・戦略
Always 6 Blackjack は通常の常識を裏返したルール: ディーラーのアップカードが常に 6 (6 デッキ shoe の外から配布) で、ハンド開始時点で最も重要な変数が確定している。プレイヤーの情報優位を相殺するため、通常勝利配当が 1:1 ではなく **0.61:1** に下げられている (BJ 3:2 は維持)。公式 RTP 99.34%、EV Solver 計算値は 99.32%。
基本情報
| デッキ数 | 6 (Classic は 8) |
| ディーラー Soft 17 | スタンド (S17) |
| ディーラーアップカード | 常に 6 (shoe 外) |
| スプリット後ダブル | 不可 |
| 通常勝利配当 | 0.61:1 (Classic は 1:1) |
| ブラックジャック配当 | 3:2 |
| インシュランス | 提供なし |
| 公式 RTP | 99.34% |
| EV Solver (bjc) 計算値 | 99.32% — 公式と +0.02 pt 差 |
Always 6 Blackjack とは
Always 6 Blackjack は Evolution の 6 デッキエンジン上のギミック。毎ハンド ディーラーのアップカードが 6 で開始する — ディーラーにとって最悪のカード。普通ならプレイヤーが圧倒的有利になるはずだが、Evolution は 1 単位のベット勝利に対して 0.61 単位の配当 (BJ 3:2 は維持) という形で相殺。結果 RTP は 99.34% で Evolution Classic 8 デッキ (99.29%) とほぼ同水準。
3 つの主要ルール変更
- ディーラーのアップカードは常に 6 — 毎ラウンド shoe 外 (スートなし) から配布される。ディーラーの最初のカードを常に事前に知った上で意思決定できる。
- 通常勝利配当は 0.61:1 — $10 ベットで勝利すると $6.10 受け取る (元ベットは返却)。ブラックジャックは 3:2 維持 ($10 ベットで $15)。
- インシュランスは一切提供されない — A がアップカードに現れることが構造的に無いため、インシュランスのプロンプト自体が存在しない。
戦略: 全意思決定が事前確定
ディーラーアップカードが常に 6 のため、すべてのプレイヤー合計に対して決定論的な最適アクションが存在する — チャート 1 枚を暗記すれば完璧にプレイできる。ディーラー 6 は約 42% の確率でバストするので:
- ハード 12〜16 はすべてスタンド — ディーラーのバストを待つ。6 に対してヒットするのはほぼ常に間違い。
- ハード 9・10・11 はすべてダブル — 各々ほぼ +EV。
- 5,5 と T,T 以外のすべてのペアをスプリット — DAS 不可だがディーラーのバスト頻度が高いため 4-4 スプリットも正解になる。
- Always 6 にサレンダーは存在せず、インシュランスも出ない — これらの選択肢は仕様上メニューから消えている。
ハウスエッジの内訳
ディーラー常時 6 ルール単体ならプレイヤーは約 +5 pt の優位 — 常に弱手のディーラーゲームは圧勝できる。Evolution はこれを通常勝利配当 0.61:1 で取り戻し (それ以上に取り戻し)、結果ハウスエッジ 0.66% (RTP 99.34% 公式 / 99.32% EV Solver) に着地。Evolution Classic 8 デッキ (HE 0.71% / RTP 99.29%) と比べるとプレイヤー側に 0.05 pt 有利 — 数字上はほぼ同じだがバリアンスは全く違う。勝ち額は小さく頻度が高く、破産までの道のりも勝ち上がりの道のりも穏やか。