ブラックジャックのカードカウンティング — Hi-Lo 完全ガイド
カードカウンティングは全カードを暗記することではなく、「残りのシューがいつ自分に 有利か」を教えてくれる 1 つの数字 を追うことです。最も広く使われるのが Hi-Lo で、シンプルかつ正確、あらゆるカウント手法の土台になります。
Hi-Lo のカード値
見えたカードごとに値を割り当て、合計を加算し続けます。
- 2・3・4・5・6 → +1(低いカードが抜けるのは有利)
- 7・8・9 → 0(中立)
- 10・J・Q・K・A → −1(高いカードが抜けるのは不利)
これは バランス型 カウントで、フルシューの合計はちょうど 0 になります(+1 と −1 の 枚数が同数のため)。シャッフル後は 0 から始め、配られるたびに値を足す。この合計が ランニングカウント です。
ハイカウントがプレイヤー有利になる理由
低いカードが多く出た後のシューは 10 と A が濃い 状態になり、複数の効果が同時に プレイヤー側へ働きます。
- 自分(とディーラー)の ブラックジャック(3:2 配当)が増える
- 10 を引きやすくなり ダブル が勝ちやすい
- ディーラーは 10 の濃いシューでスティフをヒットさせられ バストが増える
- インシュアランスや 16 vs 10 のサレンダー判断など、通常は誤りの プレイが正しくなる
これらの合計はプレイヤー有利に働きます。だからカウンターはカウントが高いとき大きく、 低いとき最小で賭けます。
ランニングカウントから優位性へ
ランニングカウント +6 は、残り 6 デッキと残り 1 デッキでは意味が全く違います。実際の 優位性に変換するには残りデッキ数で割る トゥルーカウント が必要で、これは ランニングカウントとトゥルーカウントの違い で解説します。目安として、Hi-Lo ではトゥルーカウント +1 ごとに約 0.5% の優位性です。
Hi-Lo は近似 — Fullcount が正確な値
Hi-Lo は卓上で暗算できるよう、あえて情報を捨てています(低カードは一律 +1、10 は一律 −1)。その簡潔さがわずかな誤差になります。Fullcount はこの近似を行わず、残った正確な カードから すべての行動の正確な期待値 を計算します。Hi-Lo が推定しようとしている 「正解」そのものです。すでに出たカードを入力して比べてみてください。
プレイ中は Hi-Lo で「いつ」シューが良いかを掴み、Fullcount で「どれだけ」良いか、 際どい期待値の偏差が本当に正しいかを確認しましょう。 まずはベーシックストラテジーから、ルール別の差は ルール一覧で確認できます。